革命的な薪ストーブ、薪ストーブ界のスマホと呼ばれるスキャンサームのストーブを見てきました。
革新的なその性能、飽きのこない素晴らしいデザイン、
目次
従来のストーブとどう違うのか?

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従来の鋳物ストーブは燃やした薪の熱が煙突からほとんど逃げてしまい、薪が燃えた後の熾からの輻射熱で室内を温めてきたのに対し、

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鋼鉄でできたスキャンサームのストーブは、煙突から熱が逃げる前にガラス面から熱を放出するので、燃焼効率がよく、同じ薪の質量でも鋳物ストーブより遥かに暖かいのです。
実際に体感したところ、このような細い薪でも、ものすごく暖っかかったです。
わずか10分で室内ポカポカ
上記のように、薪の熱をすぐにガラス面から放出するので、すぐに室内が暖かくなります。
実際に体感したところ、10分と言わず、5分くらいですぐに熱くなりました。
ストーブ本体に触っても熱くない!
平気なんです、薪ストーブ本体に触っても!
鋳物ストーブだったら、確実に火傷しているところです。
触っても熱くないということは、それだけ、熱エネルギーを溜め込んでいないということ。
鋳物ストーブは、ストーブ本体を温めて、その輻射熱で室内を温めるのですが、スキャンサームのストーブはストーブ本体に熱が伝わる前に熱を放出してしまっているので、ストーブ本体が暑くなることはないです。
ですので、ストーブの仕組みそのものが違うといえますね。
これが、従来の鋳物ストーブがガラケーで、スキャンサームのストーブがスマホといわれる所以みたいです。
その秘密がどうやら、このストーブ本体内の石にあるみたいです。
この本体内部の白い部分です。
この石が、薪が燃えた熱が煙突に逃げる前に、ガラス面から室内に熱を放出する役割を果たしているとのことです。
少ない薪で室内がポカポカに
上記の革命的な性能のおかげでこのような細い薪でも十分に部屋を暖めてくれます。
バーモントキャスティングのアンコールとかなら、焚き付けレベルの薪です。
ではアンコールなどで使用しているレベルの薪を使うとどうなるかというと、部屋が暑くなりすぎるので、このような細い薪で丁度いいくいらいなんだそうです。
よって、薪の使用量が従来の1/3~1/5程度で、薪を全て購入したとしても、一カ月に一万くらいで済むそうです。
これはかなり安いですね!
薪代に躊躇して、薪ストーブの購入を躊躇う人も多いと思いますが、一カ月一万ならばありですよね。
煙が少ない

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実際にお店の外に出て煙の臭いをかいでみたのですが、煙突からでる煙も、他のストーブに比べて匂いが少ないなと感じました。
ストーブの燃焼効率がいいからなんでしょうね。
我が家の近所にも、薪ストーブを使用されている方が幾人かみえますが、やはり煙の臭いはします。
そこそこ離れていても、けっこう匂うものなんです。
嫌な人は嫌だろうなと。
普段嗅ぐ煙の臭いと比べても、このスキャンサームのストーブからでる煙は匂いが薄いなと感じました。
煙の匂いで近隣の方と揉めたくないですからね。
デザインも素晴らしい
機能だけでなく、デザインも一級です。
出典:スキャンサーム
ヨーロッパデザイン界の巨匠がデザインを手掛おり、世界的なデザイン賞を数多く受賞しているのです。
例えば、このストーブとサイドボードが一体になったデザインなど、今まで見たこともないような薪ストーブが数多くあるのです。
また、ストーブ本体のかっこ良さだけでなく、炎もキレイに見えるので、眺めていて飽きることがないと思います。
お値段も一級品
以前にヨツールのF400の見積もりをとったときは煙突等込々で100万くらいといあわれましたが、このスキャンサームの製品ですと、煙突等込々で150万くらいはするそうです。
性能も一級品ですが、お値段も一級品で世界一だそうです。
まとめ
値段は確かに高いですが、薪代が安く済み、煙もにおいにくいというのはかなりのメリットに感じます。
実際に従来の鋳物ストーブからの買い替えが多いそうです。
炎がキレイに見えるのがいいなぁと買い替えた人もいるみたいです。
買い替えだけでなく、これから薪ストーブの購入を考えている人も是非候補にいれてみてはいかがでしょうか。