クーラーボックス徹底活用術!これでクーラーボックス選びに迷わない

キャンプでのクーラーボックスは、このような大型1個で済ませ、ドリンクや食材すべて詰め込む人が多いのではないでしょうか。

しかしこのような大型では、食料を詰め込んだ状態ではクーラーボックスが大変な重さになり、運搬が非常に大変です。
スーパーでも、クーラーボックスを持った状態で買い出しするのは無理があると思います。

そこで、使いやすいクーラーボックスの使い回しを説明したいと思います。

基本的なクーラーボックスの使い回し方

まずは一番大事なことは、ドリンクと食料は分けて収納するべきということです。

ドリンクは頻繁に出し入れするので、すぐに冷気が逃げてしまいます。

それを避けるために、肉や魚、ビールなど、絶対に冷やしておきたいもの専用のクーラーボックスを1つ作り、そこに入れておけば、調理のときまでクーラーボックスを開けずに済みます。

クーラーボックスのサイズ

30L以下の小型、中型のクーラーボックスを複数個使うのがいいでしょう。

ハードクーラーもこのサイズであれば、運搬もそこまで苦になりません。

そして、なるべくクーラーボックス内に余分なスペースを作らず、ぎっしりと詰めたほうがいいです。

それは、空気の量が多いと、その分保冷材を消耗するからです。

ことクーラーボックスに関しては必ずしも、大は小を兼ねる というわけではなさそうです。

用途別に、ギリギリのサイズのクーラーを複数個用意するのがベストだと思います。

一泊二日の場合

入れ方

ソフトクーラー2個+ジャグ

ソフトクーラー1個目: 特に冷やしておきたいもの
肉・魚、ビール等
ソフトクーラー2個目:そこまで冷やさなくてもいいもの
野菜、パン、おやつ等
ジャグor水筒
お茶

ジャグがない場合は、2個目のクーラーボックスにお茶のペットボトルを入れてもいいと思います。

ハードクーラーはいらないか

一泊でしたら、ハードクーラーは必要ありません。
無駄な開封さえしなければ、ビールや肉・魚類はソフトクーラーでも十分です。
1個目のソフトクーラーには、ビールや肉・魚類のみを入れておき、必要になるとき以外は開封厳禁にしておけば、保冷力はかなり保たれます。

野菜やおやつ、パンなどはそこまで保冷させる必要もないので、保冷剤も最小限でいいと思います。

二泊三日の場合

入れ方

ハードクーラー1個+ソフトクーラー1個+ジャグ
基本的には一泊二日でのソフトクーラー1個目が、ハードクーラーに置き換わった形です。

ハードクーラー:特に冷やしておきたいもの
肉・魚、ビール等
ソフトクーラー:そこまで冷やさなくてもいいもの
野菜、パン、おやつ等
ジャグor水筒
お茶

さすがに二泊分の食料を保存するのに、ソフトクーラーでは不安がありますので、特に冷やしておきたいものはハードクーラーにしまいます。

オススメのソフトクーラー

やはりなんといってもシアトルスポーツのソフトクーラーです。

http://osyarelife.com/post-60/

オシャレでカッコいいですし、サイズ展開が豊富で、30L以下のサイズのものは3種類もあります。

この中でも19qtと25qt(数字≒容量ℓ)が形状がコンパクトで何かと使いやすいです。

一泊二日なら、この二つの使い回しでいけるでしょう。

二泊三日のソフトクーラーなら、容量の大きい25qtがいいと思います。

ソフトクーラーの欠点

折り畳みもでき、軽くて使い勝手のいいソフトクーラーですが、一つだけどうにもならない欠点があります。

それは蓋が閉めにくいことです。

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ハードクーラーなら蓋をパタンと下すだけで蓋を閉めることができますが、

ソフトクーラーの場合は、イチイチジッパーを締め切らないといけません。

特に角のところが閉めにくいです。

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大人はまだしも、子供だと閉め忘れることが多いです。

特に小さいお子さんだと多いですね。

これは結構どうしようないところです。

対策としては、ジッパー部分にストラップをなどをつけることでしょうか。

正式にはジップタイというそうです。モンベルなどから販売されています。

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これで多少は開けやすくはなります。

それほど高価なものでもないので、是非取付けをオススメします。

とはいえ、抜本的な解決にはなりませんから、小さいお子さんのいる家庭では、ソフトクーラーの中に、お茶などのドリンク+肉などの食料品をいっしょに詰め込むのはやめたほうがいいでしょう。

飲み物を取り出した子供が、蓋を閉め忘れて、冷気が逃げてしまうということになりかねません。

オススメのハードクーラー

30L以下のハードクーラーで形状も含め使い勝手のよいものだと、数多くのクーラーボックスのラインナップを誇るコールマンのこれ

とはいえ、水抜き穴はついていません。本格的なクーラーボックスには大体ついているものですが。

保冷力を極限まで求めるのであれば、釣り具用のクーラーもありです。

なんと驚きの6面真空パネル!
所有している知人によると、真夏の二泊三日で使用しても、氷の一部が解けずに残っていたとのことです。
もちろん飲料も冷えたまま。
なんともうらやましい限りですね。

飲料用のジャグ、水筒

ドリンクを保冷できるジャグとなると、大体がこのように大容量のものばかりです。

車の積載に余裕のある人はありですが、飲み物だけを入れておくには大きすぎですね。

水筒にドリンクを入れていくのもありです。がしかし、2L程度の容量はほしいところです。

ちなみにサーモスはこの2L前後のサイズの水筒が豊富です。

オシャレな小型ジャグを求めるなら

サーモスの水筒だと、見た目がだいぶごついですね。

オシャレなもの求めるなら、クリーンカンティーンがおすすめです。
オールステンレスで、匂い移りもしにくいです。
2Lサイズだと2種類あります。

開けやすいスイングキャップ付きモデルである、インスレートグロウラー。

または、持ちやすいループキャップのついた、インスレートクラシックモデルもあります。

どちらも保冷できる二重壁真空断熱モデルです。
このくらいのサイズでしたら、車の運転席のとなりにでも置いておけるので、持ち運びしやすいと思います。

キャップも子供にも開けやすく、使いやすいと思います。

こうやって、ドリンクのみを専用のジャグや水筒に入れることで、無駄にクーラーボックスを開く回数が減り、冷気が逃げることを防ぐことができますね。

まとめ

このように中小型のクーラーボックスを使い回すことで、荷物を軽減し、尚且つ保冷力をアップできます。

特にソフトクーラーは中身がないときは畳んでおけるんで荷物の軽減につながります。

工夫次第でいろいろは可能性が広がりそうです。

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