SOTO、プリムスからこの秋に焚き火台がリリースされるようですね。
両社ともなかなか目を引くデザインが注目です。
早速調べてみました。
SOTO
出典:GO OUT
エアスタというらしいですね。11月1日から発売だそうです。
中央の円筒状の筒が、火熾し機のような効果をもたらし、空気の流入を助け、着火を助けてくれるのだとか。
火器メーカーが焚き火台を作るとこんなものが作れるんだぞ という火器メーカーとしての矜持を感じさせる逸品です。
薪への空気の流入をよくし、薪がよく燃える焚き火台は多くありますが、焚き火の着火そのものを手助けしてくれる製品というのは初ではないでしょうか。
まさに火器メーカーならではのアイデア。目から鱗な発想です。
更に、もう一つ特筆すべきはその近未来的なそのフォルム。
SOTO製品は性能はいいけど、デザインはちょっと と思っていた人は多いと思いますが、今回のこの独創的な形状を見て、見た目がちょっという人はあまりいないんじゃないでしょうか。
まるで海外メーカー製のようなその外観に、SOTOの進化が感じられます。
プリムス
さすがは北欧デザイン。
国産メーカーが束になっても敵わないデザイン力です。
春にリリースされたツーバーナーのオンジャ、キンジャといい、デザインにうるさいキャンパーの心を鷲づかみです。
収納もコンパクトそうでいいですね。
カッコいい…
リリースが待ち遠しいです。
価格
この両製品の価格はそれぞれ、SOTOのエアスタが本体+ウイングMで19224円、プリムスは本体のみで17280円。
いずれも2万弱の高級路線の価格帯です。
焚き火台はキャンプ道具の中では必需品ではなく、完全に嗜好品の部類ですが
、嗜好品であるがゆえに、凝りこだわりをもっていい品を求める人も多いと思います。
それはヒット商品であるスノーピークの焚き火台を見ても明らかでしょう。
十分にヒットするポテンシャルを秘めていると思います。
コールマン
そして、焚き火台について調べていくうちに、コールマンからも新作の焚き火台がリリースされていました。
出典:コールマン
ファイヤーディスクというそうです。税込み6458円。
通気性抜群なシンプルな焚き火台ですね。
丸い皿が一枚なので、お手入れがすごく楽そうです。
円盤以外に余分なものがないので、すごく洗いやすそうですね。
出典:コールマン
ダッチオーブンを置いたり、BBQグリルとしても使えるみたいですが、炭を網の距離が近すぎて火力調整が難しそうです。
実物も見ましたが、これでBBQするのはちょっと非現実的そうですね。
また、厚さ10cmのコンパクト設計とありますが、厚さ10cmでコンパクトといえるでしょうか??
ユニフレームのファイアグリルでさえ7cmですし、世の中にはもっとコンパクトは焚き火台が溢れています。
ここはマイナスポイントです。
そしてサイトを読み進めていくと、こんな商品も。
出典:コールマン
うーーん、どっかで見たことのある外観ですね…
コンパクトな焚き火台
コンパクトな焚き火台といえば、もはや代名詞となりつつある製品がこちら、モノラルのワイヤーフレーム。
税別16800円
出典:モノラル
このコンパクトさは魅力ですね。
金属の受け皿ではなく、難燃加工の特殊耐熱クロスを使用しているため、ここまで軽量コンパクトにできるみたいです。
その耐熱クロスの耐久性に賛否両論はあるみたいですが。
さらには付属の五徳を使用することで調理もできるみたいです。
そして、最近注目を集めているのがこちら、スイス生まれの焚き火台、ピコグリル。
サイズは2種類展開されているみたいです。
ピコグリル398
出典:pikari
ピコグリル760
ピコグリル398の2倍の大きさがあるみたいですね。
燃焼効率もよさそうですし、オプションの変形五徳を使うと、それなりの耐荷重がありそうです。
販売サイトpikariの動画を見てみると、10Lの鍋を載せてましたね。
モノラルのワイヤーフレームもピコグリルもお互い軽量コンパクトでありながら、専用五徳を使用することで調理をこなすことができるのがいいですね。
そこも魅力の一つなのではないでしょうか。
有名メーカーでいうと、コンパクトな焚き火台といえば、ユニフレームのファイアスタンドが有名ですが、専用五徳もなく、調理まではできません。
しかしというわけではありませんが、今年ユニフレームからは、逆に調理専用焚き火台ともいうべき、薪グリルがリリースされています。
これもまた男心をくすぐる一品ですね。
ダッチオーブンで煮込みをしている横で、スキレットで調理などといった使い方もできそうです。
分散耐荷重10kgというのは非常に心強いです、さすがは調理用焚き火台です。
しかし、薪の受け皿がそれほど大きくなさそうなので、あまり多くの薪はおけそうにないですね。そこが気になります。
まとめ
ここ最近の焚き火台の進化がすごいなという印象です。
軽量コンパクトなだけでなく調理もできたり、調理専用であったり、火熾しをアシストしたりと付加価値のついた製品が増えてきたように思います。
市場が成熟してきたからなのでしょう。
一方、王者スノーピークからはなんの動きもありません。
ベストセラー製品を抱えるが故に身動きがとりにくいというのもあるのでしょうか。
しかしここは、遊び心のある製品を期待したいところです。