これまで、LED電球の選び方として、LED電球を選ぶ際に気を付けるポイント、メーカー別比較 とまとめてきました。
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そこで今回は実際に、部屋別にどのLED電球が最適なのかを具体的にまとめたいと思います。
目次
室内
リビング
E17サイズのダウンライトを前提とします。
調光器ありなしの両方で選びたいと思います。
調光器なしの場合
調光器なしでしたら、いろいろと選択肢がありますが、オススメはパナソニックのこれです。
平均演色評価数:Ra84
光の広がり角度:260度
長さ:88mm
60W形ではなく、あえて40W形を選びました。
くつろぐ場であるリビングでは、明るすぎないほうがいいと思ったためです。
その辺のことは、こちらの記事にも記載してますので、参考にどうぞ。
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88㎜とちょっと長いですが、ダウンライトで使用するならば、長さは気にしなくてかまいません。
東芝ライテックの高演色・下方向タイプと迷いましたが、光の広がり角度を重視してパナソニックのこちらを選びました。
各メーカー、光の広がり角度が下方向タイプのものはダウンライトにオススメと謳っていますが、ダウンライトだからって、狭角でいいというわけではありません。
このように、カバー部分が反射板となっており、電球の横方向の光も反射させて部屋を照らしているので、ダウンライトであっても光の広がり角度は広いほうがいいに決まってます。
「ダウンライトにオススメ」とでも書かないと、他に用途がなくて売れなくなってしなうから、仕方なしに売り文句にしている という気がしてなりませんね。
調光器ありの場合
調光器対応の製品自体が少ないので、選択肢自体が少ないです。
調光器対応で全方向タイプはただ1つです。
平均演色評価数:Ra83
光の広がり角度:185度
長さ:82mm
全方向タイプとはいっても185度なので、ほとんど広配光タイプと変わらないですが。
東芝ライテックの同等品よりも、こちらのほうが性能は上です。
キッチン
こちらもE17サイズのダウンライトを前提とします。
調理をする場であるキッチンには明るい製品を選びたいところです。
手元が暗くて手を切ったんじゃ、話にならないですからね。
ダイニング
ダイニングは、ダウンライトとペンダントの2種類です。
ともにE17サイズを前提にします。
食事をする場であるダイニングは、演色性を最重要視して選びました。
ペンダント
ペンダントライトは、ダイニングテーブルをダイレクトに照らすので、演色性が命です。
料理がおいしくみえるのか、そうでないのかが分かれますからね。
東芝 E-CORE(イー・コア) 高演色LED電球 ミニクリプトン形 5.5W (断熱材施工器具対応・白熱電球25W相当・380ルーメン・電球色) LDA6L-D-H-E17/S
ペンダントに使用するなら、光の広がり角度は120度もあれば十分です。
元々、ペンダントライトはミニレフ球を使用している製品が多いですからね。
高演色のE17サイズとなると、迷わず東芝ライテックのこの製品一択です。
ダウンライト
これはリビングに選んだ電球と同じでいいと思います。
トイレ・廊下
トイレ・廊下等はE26サイズが多いため、E26のダウンライトを前提にします。
E26タイプをダウンライトに使用するときは大きさに注意が必要
E26サイズの一般電球タイプをダウンライト使用する際は注意が必要です。
それは、光源部分が膨らんでいるものだと、電球を差し込んでいる最中に、ダウンライトのカバーに、電球の光源部分が擦ってしまうことがあるのです。
特に明るさ全方向タイプは、光源部分が膨らんでいる傾向があります。
パナソニックの下方向タイプは、比較的スリムなので、大丈夫そうですな感じですが、東芝ライテックのものは、種類によってはダウンライトにはまりません。
それを写真等を見ながら大丈夫かどうかを確認するのは、ほぼ不可能です。
私の失敗談としては、
東芝ライテックのE26サイズの高演色タイプを1個もっていたので、ダウンライトに取り付けてみたところ、きちんと嵌りました。
そこで同じ東芝ライテックの、全方向タイプのものを複数個まとめ買いしたところ、なんとダウンライトのカバーに擦ってしまったのです。
まさか、同じメーカーの製品で同じ口金サイズなのに、取り付けれるものと取り付けれないものがあるなんて、想像もしなかったんですよね。
納得がいかなかったので、ダメ元で東芝ライテックに返金請求したところ、
のどちらでも応じますよ と言われ、返金をお願いしました。
ダメ元だったので、すごくびっくりしました。丁寧な対応に今でも感謝しています。
では、E26サイズのダウンライトには、どのLED電球を取り付ければよいか?
これはズバリ、電球型を使わずにT形タイプのLED電球を取り付けるのが正解です。
T形タイプのあの形状ならば、絶対に擦りません。
しかし、なんなんでしょうね?T型タイプって。
T型と言われても、一般の消費者には、何用なのかさっぱりわかりませんよ。
もっとわかりやすく、「ダウンライト用」とか、ダウンライトに最適と明記してくれればいいもんですけど。
そうすれば、こちらも迷わなくて済みますし、そもそも一般電球型がダウンライトに擦らないかどうかくらい、確認して、パッケージに中書きをしといてほしいもんです。
パナソニックは、60W形のみの展開です。
東芝ライテックは60W形と40W形の2種類展開されています。
60W形
40W形
洗面所でも40Wで十分な明るさを確保できます。
我が家は40Wのものを使用してますが、十分な明るさを確保できています。
鏡をみるときには明るさがほしいですが、洗面台にはたいてい照明がついているので、ダウンライト部分は40W形相当の明るさで十分です。
照明器具に使用するLED電球
照明器具に入れて使うものは、照明器具全体を光らせるため、光の広がる角度が広い製品を選びたいです。
しかし、配光角が広くなるほど、電球の全長が長くなる傾向があるので、注意が必要です。
家に備え付けの室内照明器具は、ミニクリプトン球を使用するものが多く、
フロアスタンド、テーブルランプ等の一般販売されている照明器具は、一般電球を使用するものがほとんどなので、E17サイズと、E26サイズの両方から選びたいと思います。
【E17サイズ】
長いもの
平均演色評価数:Ra84
光の広がり角度:260度
長さ:88mm
リビング用で選んだものと同様品です。
E17サイズの中では、パナソニックのこの製品が演色性と光の広がり角度のバランスが取れています。
ただ、88㎜とちょっと長いので、コンパクトな器具には収まりません。
長さに余裕があるのならばオススメです。
短いもの
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、家に備え付けの照明器具です。
コンパクトな丸形なので、短いLED電球でないと収まりきらないです。
横から写すと、先端部分が最も明るいのがわかります。
このように丸い照明器具だと、やはりまんべんなく全方向照らしてやりたいので、コンパクトながらも、配光角の広いLED電球が望ましいです。
というわけで、電球の長さが短くて尚且つ、光の広がり角度が広い製品を探しました。
こうして各社最も短い製品を探してみると、三菱電機の製品がダントツで高性能ですね。
というわけで、E17サイズの短いLED電球のオススメはこれです。
平均演色評価数:Ra83
光の広がり角度:220度
長さ:67mm
【E26サイズ】
このようなフロアスタンド等の照明器具はほとんどE26サイズです。
本来なら電球を使ったほうが色味はキレイでしょうが、最近はLED電球も進化してきているので、一般電球に遜色のないものも存在します。
E26サイズならば、これはもう一択で、東芝ライテックの高演色タイプです。
平均演色評価数:Ra90
光の広がり角度:260度
長さ:119mm
東芝 E-CORE(イー・コア) LED電球 <キレイ色-kireiro-> 一般電球形 8.8W(高演色タイプ・密閉形器具対応・白熱電球40W相当・540ルーメン・電球色) LDA9L-D-G
せっかく照明器具に使うのであれば、キレイな明かりを楽しみたいところ。
そのためにも、高演色に拘った製品を使用したいです。
そして、最も平均演色評価数が高いのは、東芝ライテックの高演色タイプです。
明るさが40W形相当なのもほどよい明るさでgoodです。
わかってるなという感じです。センスの良さを感じますね。